2001年、ひとりで外出することが困難な方をはじめ、障がいをおもちの方々など、車を使って外出支援する移動サービス「たすけっと」を仲間とともに立ち上げました。その活動や運営を通し公的サービスの限界を感じる一方で、市民が必要と考えつくり出した市民事業は、大勢の参加で制度や仕組みを変えていけることを実感しました。活動の原動力は今もそこにあります。

 少子高齢社会が進むなか、子どもや若者は未来を担う大切な存在です。しかし、格差社会や非正規労働など、頑張っても将来に夢が描けない今の日本社会をつくり出した政治の責任は重く、政治のあり方、構造そのものを変えていく必要があります。2015年度は、生活困窮者自立支援法や子ども・子育て支援新制度がスタートします。また、介護保険制度の改定や、市民社会を強くするNPO法人の税制優遇の見直しなどが進められようとしています。あらためて意志ある市民の参加と実践でより生活に身近な課題に取り組み、政治への関心を広げ、地域から制度をつくり変えていくことに努力したいと思います。

「未来につなぐ・働き暮らし」の実現に向けて、2015年統一地方選県議選にチャレンジします。

 

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